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サンスクエア沼南デイケア(通所リハビリ)では、
身体機能の維持・回復、日常生活の回復を目的に、
個別リハビリテーションを中心に行っています。
目的に合わせたリハビリ体操の他に、遠足や行事など
内容を工夫しながら行っています。
サンスクエア沼南 デイケア(通所リハビリ)
こちらではリハビリスタッフのこだわり
~車椅子のシーティング~もご紹介しています。 |
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サンスクエア沼南 デイケアの風景 |
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午前は、お一人おひとりに最も適した個別リハビリ、
午後は、みんなで楽しくリハビリ体操をやっています。 |
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行事や遠足、アクティビティが盛りだくさん。みんなで楽しくやってます |
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車椅子の「シーティング」とは |
車椅子は歩くのが困難な方の移動のために作られていますので、「座って快適に過ごす」という考慮はあまりなされていません。通常の車椅子は布製の座面と背もたれのため、身体がずり落ちやすく、お尻の痛みや床ずれが生じたり、背骨の痛みや変形が生じるなど、長く座ることは困難です。
車椅子で生活ができるように、車椅子を個人に合わせる技術を「シーティング」といいます。具体的には、骨盤が正しい状態で保持されるように、車椅子の背もたれ、クッション、肘置きや足台の高さや位置などを個人に合わせて設定することです。
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サンスクエア沼南デイケアのリハビリスタッフは、利用者の方のリハビリに留まらず、通常の車椅子をシーティングを考慮した車椅子に改良することまで仕事の範囲と心得ています。以下でシーティングの実際の例をご紹介しましょう。
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スタッフのこだわり。車椅子の工夫(シーティングを考慮した車椅子に改良) |
▼通常の車椅子(改良前) |
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▼シーティングを考慮した車椅子 |
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肘が肘置きまで届かず、
高さが合っていない状態。
顎が上を向いてしまっている。 |
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作成したクッションを入れ、
座面高さを調整したことにより、
肘置きと肘の高さを合わせた。
座面が高くなったために、
足が足置きに届かなくなったので、
足置き部分の調整を行った。
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頭部の位置が、改良前と変化していることが確認できます。
車椅子の調整や自作のクッションを使用し、本人に合った状態にすること
(シーティング)でこれだけ変化します。どのように行うのでしょうか? |
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▼このようなウレタンから |
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▼形を作り、 |
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▼実際に座っていただき、型をとります。 |
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▼ウレタンを切り取り、削って形を整えます。 |
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▼今回は車椅子の足置きも作成し、設置しました。 |
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▼これが完成したシーティングを考慮した車椅子です。 |
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